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ラビ・バトラ2009年断末魔の資本主義7

第3章 グリーンスパン氏の「嘘」の崩壊

●グリーンスパン氏の予測

グリーンスパン氏の経済思想の具体的な中身はというと、
アダム・スイスとアイン・ランドの流れを汲むものだ。
それは一つの選択かもしれないがそこに加えて、
それらとは全く矛盾するケインズ派経済学の影響も受けている。

この一貫性をまったく持たない寄せ集めの思想によって、
「グリーンスパン氏の手法」を完成させていたわけだ。

今回の金融危機、世界経済崩壊の事態について、グリーンスパン氏は、
リーマン・ショック発生直前の08年9月上旬に次のように語っている。

「米住宅価格が下げ止まるまで世界的な金融危機は終わらない」
「住宅価格の下げ止まりは、08年末、あるいは09年初めになる見込み」

CNBCテレビのインタビューでこのように語った。

そして彼は、今後さらに銀行破綻が増えるとしている。

「通常レベルでの商業銀行の破綻は避けられないだろう」
「インフレについては、ますます大きな問題になり、
 金融危機がおさまった後に加速する可能性がある」

とも述べたという。グリーンスパン氏の目には、恐らく、
2009年の資本主義崩壊の状況も、おぼろげながら見えていることと思う。
しかし、彼はそのことについて、いっさい言及しないだろう。
それは、自らがその崩壊の一端を担ってきたことに、早い段階で、
すでに気づいているからである。

08年11月25日には、米連邦預金保険公社(FDIC)は、全米約8400の銀行を調査し、
ローンの延滞率などを調べた結果、リスキーな債権の増加によって、
破綻の恐れがある金融機関は171行と発表した。この数字は、その後も増加するだろう。

グリーンスパン氏の言うとおり、
「住宅価格が下げ止まるまで金融危機は終わらない」のだ。

そして、彼がもっとも恐れた「超インフレ」が、
この金融崩壊に引き続きアメリカで起こることは避けられない。
それが資本主義の崩壊にまで至ることは、
この80歳を超えた老獪なエコノミストには展望されているはずだ。

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「シネマ・コンプレックス」

テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

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