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ラビ・バトラ2009年断末魔の資本主義6

第3章 グリーンスパン氏の「嘘」の崩壊

●グリーンスパン氏は何を「認めた」のか

米下院政府改革委員会は、08年10月23日に「金融危機対策に関する公聴会を開催した。
その場に、グリーンスパン氏が出席していた。
それは、「危機対策」の意見を求められてではなく、
「危機の元凶」を作ったのではないか、
という疑念がグリーンスパン氏に対して向けられているためだった。

民主党のワックスマン委員長は、グリーンスパン氏が、
デリバティブス=金融派生商品などの規制に対して
消極的であったことを前議長の問題点として挙げた。そして、グリーンスパン氏に聞いた。

「FRB史上、もっとも長期の任期中に、
 あなたは金融市場の規制緩和を支持することについて
 もっとも影響力を持っていましたね。あなたは誤りを犯したのですか」

その質問に対してグリーンスパン氏は、「部分的には誤っていた」として、
次のように答えた。

「私は、銀行などが利益を追求すれば、
 結果的に株主や会社の資産が守られると考えていましたが、
 それは間違いだったと思います」

「(主張していた自由競争主義について)欠陥を見つけました。
 それがどのくらい深刻なものかはわからないが、非常に頭を悩ませています」
と発言した。そして、銀行や投資銀行などの金融業界が予想以上に危険な取引に走り、
それに対する当局の対応が遅れたことも認めた。

「私の経験では銀行などの融資担当者は、金融規制当局よりも、
 貸し出しリスクや借り手について、はるかによく知っていました。
 こうした決定的な支柱が崩れてしまったことに、ショックを受けています。
 なぜそういう結果となったのか、今でもまだ十分理解できていません」

そして、サブプライム・ローン危機の存在を知っていたかどうかについては、
「否認」を繰り返した。

「05年の終わりまで、(サブプライム・ローン証券化商品の)市場が
 膨張していることを示すデータがなかった」
と語った。グリーンスパン氏がFRB議長を退任し、
バーナンキ氏に引き継いだのは06年1月だ。つまり自分は退任ギリギリの頃まで
まったくサブプライム危機についてのデータを得ていなかったので責任はない、
と主張しているのだ。


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「シネマ・コンプレックス」

テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

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