プロフィール

河野

Author:河野

最新コメント
最新トラックバック
検索フォーム

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

地理における中国の力(2)

The Geography of Chinese Power

China's blessed geography is so obvious a point that it tends to get overlooked in discussions of the country's economic dynamism and national assertiveness. Yet it is essential: it means that China will stand at the hub of geopolitics even if the country's path toward global power is not necessarily linear. (China has routinely had GDP growth rates of more than ten percent annually over the past 30 years, but they almost certainly cannot last another 30.) China combines an extreme, Western-style modernity with a "hydraulic civilization" (a term coined by the historian Karl Wittfogel to describe societies that exercise centralized control over irrigation) that is reminiscent of the ancient Orient: thanks to central control, the regime can, for example, enlist the labor of millions to build major infrastructure. This makes China relentlessly dynamic in ways that democracies, with all of their temporizing, cannot be. As China's nominally Communist rulers -- the scions of some 25 dynasties going back 4,000 years -- are absorbing Western technology and Western practices, they are integrating them into a disciplined and elaborate cultural system with a unique experience in, among other things, forming tributary relationships with other states. "The Chinese," a Singaporean official told me early this year, "charm you when they want to charm you, and squeeze you when they want to squeeze you, and they do it quite systematically."

中国の恵まれた地理はあまりに明らかである為
国の経済的力動説や国家的自己主張のの議論において忘れられる傾向のある点です。

しかしそれが大事な点です:それは例え国の経路が
グローバルパワーに必ずしも直結していなくとも
中国が地政学的な中心に立てる事を意味するからです。
(中国は過去30年間10%以上のGDP成長率が有りましたが
 次の30年はほぼ確実に持続出来ません。)
中国は西洋形の現代性と古代の東洋を思い出させる「水力文明」
(灌漑を中央集権的に管理した社会を説明する為に
 カールウィットフォーゲルが創った用語)
を激しく結合しました。
中央管理のお陰で体制は例えば主要なインフラを
建設するのに数百万の労働力を得る事が出来ます。
この妥協の多い民主主義では出来ないやり方で中国を
冷酷で活動的にしています。
中国の共産党支配者層-4000年前から続く約25の名家の御曹司達-は
西洋の技術と習慣を吸収して訓練と他の州との関係(宗主国と属国)で得られた
ユニークな経験で出来た入念で文化的な体系によってそれらを統合しています。
「中国人」のシンガポール人官僚は今年早々私に言いました。
彼らは貴方を魅惑したい時、搾り取りたい時、全く体系的にそれらを行います。

地理ではなく地政学と訳した方がいいところが有ります。
タイトルも「地政学における中国の力」にすべきかもしれません。

just because they would add an oceanic frontage to
the resources of the great continent,
なぜなら中国の偉大な資源に海洋の第一線を加える事になるからで

この前秋月にてここは第一線ではなく
第一列島線と訳すべきだというご指摘を受けました。
第一列島線は中国が、軍事的に強く干渉してくる地域、
第二列島線は経済的に干渉してくる地域という意味で
中国の軍事戦略上の概念です。

秋月便り←こちらに登録






スポンサーサイト

テーマ : 政治・経済・時事問題
ジャンル : 政治・経済

地理における中国の力(1)

The Geography of Chinese Power

The English geographer Sir Halford Mackinder ended his famous 1904 article,
"The Geographical Pivot of History," with a disturbing reference to China.
After explaining why Eurasia was the geostrategic fulcrum of world power,
he posited that the Chinese, should they expand their power well beyond their borders,
"might constitute the yellow peril to the world's freedom just because
they would add an oceanic frontage to the resources of the great continent,
an advantage as yet denied to the Russian tenant of the pivot region.
" Leaving aside the sentiment's racism, which was common for the era,
as well as the hysterics sparked by the rise of a non-Western power at any time,
Mackinder had a point: whereas Russia, that other Eurasian giant,
basically was, and is still, a land power with an oceanic front blocked by ice,
China, owing to a 9,000-mile temperate coastline with many good natural harbors,
is both a land power and a sea power.
(Mackinder actually feared that China might one day conquer Russia.)
China's virtual reach extends from Central Asia,
with all its mineral and hydrocarbon wealth, to the main shipping lanes of the Pacific Ocean.
Later, in Democratic Ideals and Reality,
Mackinder predicted that along with the United States and the United Kingdom,
China would eventually guide the world by
"building for a quarter of humanity a new civilization, neither quite Eastern nor quite Western."

イギリス人の地理学者ハルフォード・マッキンダー氏は1904年に書いた彼の有名な論文の最後で
中国について不安をかき立てる言及をしつつ「歴史の地理的な要点」について述べています。
何故ユーラシア大陸は世界の力の地理戦略上重要な支点なのかを説明した上で
中国がその力を国境を越えて拡大した場合、世界の自由による黄禍2を構成する可能性があるとしています。
なぜなら中国の偉大な資源に海洋の第一線を加える事になるからで,
これはその地域の要であるロシアにとって未だに受け入れられない優位性です。
感情面での人種差別主義はそれはそれとして、これは当時一般的な事でどんな時でも
非欧米の大国が台頭してきた時にヒステリーの火花が散るのと同じで、マッキンダー氏は的を射ていました。
つまりユーラシアのもう一つの、本来、そして今も大国であるロシアが海洋との接点を
氷原で塞がれていたのに対して中国は9000マイルに及ぶ温暖な海岸線に良好な天然の港を
多くもっているので陸上の強国であると同時に海洋の強国でもあります。
(マッキンダー氏は実際に、いつの日か中国がロシアを征服するのでないかと恐れていた。)
中国の実質的な勢力は鉱物や炭化水素の豊富な中央アジアから、太平洋の主要な海上交通路にまで伸びています。
その後マッキンダー氏は民主主義の理想と現実の間で、アメリカやイギリスと並んで中国がやがて
人類の1/4にとって全く東洋的でも西洋的でもない新しい文明を構築する事によって人類を導いていくだろうと
予測しました。

秋月便り←こちらに登録

テーマ : 政治・経済・時事問題
ジャンル : 政治・経済

コミケと懇親会

昨日しょんぼりサーバーさんの
お手伝いと懇親会に行きました。
連絡が遅れてしまったにもかかわらず
私の分のチケットも用意して下さったお陰で
出展スペースの準備から参加する事が出来ました。
有り難うございます。

100813_1440~0001


今回はすべて売り切る事に成功しており
宣伝期間の長さが確実に売り上げに比例していく事を
実感しました。

売り終えた後、3時頃に撤収作業を始め
コミケ集合組全員の到着を確認してから
二手に分かれイーストスポットで合流し
そこでまた現地集合組を待って
宴会場所に向かいました(飛び入りの方も含め13名

宴会の席では連山関係の裏話や今後の
展開に関した話を聞かせてもらい、
また全員で自己紹介まで済ませる事が出来たため
私以外の方々も有意義な時間過ごされたのではないでしょうか。

今回はまささんとの約束と幹事補佐の仕事の為に来ましたが
その両方を無事果たす事が出来たと思っています。

次回は12月31日になりそうです。
もしも助けていただけるようでしたら下記の登録をよろしくお願いします。

秋月便り←こちらに登録

テーマ : ニュース
ジャンル : ニュース

夏のセミナー2回目

The Third Depression
But future historians will tell us that
this wasn’t the end of the third depression,
just as the business upturn that began in
1933 wasn’t the end of the Great Depression.
After all, unemployment especially long-term unemployment
remains at levels that would have been considered catastrophic not long ago,
and shows no sign of coming down rapidly.
And both the United States and Europe are
well on their way toward Japan-style deflationary traps.

しかし未来の歴史家達は我々に1933年の大恐慌は終わった途端に景気が好転したから
この3番目の大不況はまだ終わっていないと語るでしょう。
とにかく失業率は、特に長い期間の失業率は
そう遠くない昔から破滅的な水準で存続していたとかんがえられていただろうし、
また、急激に下落し続ける印も見られなかった。
だからアメリカと欧州は日本式のデフレの罠の方へ進んで衰えた。

In the face of this grim picture,
you might have expected policy makers to realize
that they haven’t yet done enough to promote recovery.
But no: over the last few months there has been a stunning resurgence
of hard-money and balanced-budget orthodoxy.

この恐ろしい状況に直面して
貴方は市場を理解した政策に期待するかもしれないが
彼らは未だにそれほど十分な回復を推進出来ていない。
しかしここ数カ月で均衡予算における正統主義者達が復活した。

As far as rhetoric is concerned,
the revival of the old-time religion is most evident in Europe,
where officials seem to be getting their talking points from
the collected speeches of Herbert Hoover,up to and including the claim that
raising taxes and cutting spending will actually expand the economy,
by improving business confidence.
As a practical matter, however, America isn’t doing much better.

弁論に関しては西欧の役人達からは
国の増税と支出の削減によって経済を拡張し企業の投資意欲を
改善させるというハーバードフーバーのスピーチ集を話題にしたように見える
古い宗教の再流行である事はもっとも明らかだ。
しかし実際にはアメリカは良くならなかった。

The Fed seems aware of the deflationary risks
― but what it proposes to do about these risks is,well, nothing.
The Obama administration understands the dangers of premature fiscal austerity
― but because Republicans and conservative Democrats in
Congress won’t authorize additional aid to state governments,
that austerity is coming anyway, in the form of budget cuts at the state and local levels.

FEDはデフレーションの危険に気付いたように見えるが
これらの危険に対して何も提案しなかった。
オバマ政権は早計な緊縮財政は危険であると理解した
しかし国会の共和党と保守党の民主主義者が
政府が追加援助する事を許さないだろう事によって
地方各州単位で予算の削減の緊縮財政になっていく。

Why the wrong turn in policy?
The hard-liners often invoke the troubles facing Greece and other nations
around the edges of Europe to justify their actions.
And it’s true that bond investors have turned on governments with intractable deficits.
But there is no evidence that short-run fiscal austerity
in the face of a depressed economy reassures investors.

何故政策を転換したのか?
強硬派はしばしばギリシャとその周りの西欧の辺境の国が直面している
問題を使って自分たちの行動を正当化している。
投資家達が手に負えない赤字を政府に求めたのは本当です。
しかし短期的な緊縮財政には直面している
景気後退から投資家達を安心させる証拠は無かった。

On the contrary: Greece has agreed to harsh austerity,
only to find its risk spreads growing ever wider;
Ireland has imposed savage cuts in public spending,
only to be treated by the markets as a worse risk than Spain,
which has been far more reluctant to take the hard-liners’ medicine.

反対にギリシャは公共への支出を猛烈に削減したアイルランドが
強行論者のやり方を嫌々実行したスペインより
市場をより悪くしか扱えなかった事を知り危険を拡大しない為に
過酷な緊縮財政を受け入れた。

It’s almost as if the financial markets understand what policy makers seemingly don’t:
that while long-term fiscal responsibility is important,
slashing spending in the midst of a depression,
which deepens that depression and paves the way for deflation,
is actually self-defeating.

金融市場はどうも政策当局が長期的な政策の責任の重要性が分かっておらず
恐慌の真っただ中での支出の削減で恐慌をより深刻にし
自滅的なデフレへの道を敷いている事を理解しているようだ。

So I don’t think this is really about Greece, or indeed
about any realistic appreciation of the tradeoffs between deficits and jobs.
It is, instead, the victory of an orthodoxy that has little to do with rational analysis,
whose main tenet is that imposing suffering on
other people is how you show leadership in tough times.

私はギリシャが本当に赤字と働き口を交換する現実的な経済回復をしたとは思わない。
その代わりに正統派主義者達の勝利に関係ある主な教義の理性的な分析は
人々の厳しい時間の中の目を見張るような苦難に対してどのようなリーダーシップ見せるのか。

And who will pay the price for this triumph of orthodoxy?
The answer is, tens of millions of unemployed workers,
many of whom will go jobless for years, and some of whom will never work again.

誰が正統派主義者達の業績に対価を支払いますか?
その答えは数年の間に職を失い二度と働く事の無い数千万人もの失業者達です。

不景気に対する一番の対策はばらまき政策でも均衡予算でもなく
失業者達への再教育ですが、殆どの人は学ばないので結局戦争、
というのが恒例のようです。

ここの所多忙になっており復習の掲載が遅れてしまいました。
人はいつもやらなければいけない時に何もせず
忙しくなったり手遅れになってから「あの時勉強していればと」後悔するものです。
まだ学ぼうという気力が残っているなら当日も受け付けておりますので
813の懇親会に是非ご参加ください。

秋月便り←こちらに登録
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。